平成29年度おしょろ丸釧路沖海洋調査実習

 平成29年11月8日~11日の4日間,北海道大学練習船「おしょろ丸」を利用した共同利用実習航海を,釧路沖の太平洋において行いました。実習には,本学1年生27名,4年生6名,大学院生7名,教職員7名のほか広島大学と神戸大学の学生と教員も参加し,総勢51名が乗船して実習調査を行いました。なお,本航海は本学1年生科目「オホーツク地域と環境」の体験学習の1テーマである「おしょろ丸道東沖ハイドレート調査実習」として行われたものです。  実習では,水深1,000m程度の海底からコアラーにより採取した堆積物を用いて,堆積土分析,ガス分析,間隙水分析実習や海底地形・ガスプルーム観測実習,CTD観測実習などを行いました。荒天のため一部日程を短縮しましたが,ほぼ予定通りの実習を行うことができました。


北海道大学水産学部附属練習船「おしょろ丸」


「おしょろ丸」船上での対面式



北海道大学水産学部附属練習船「おしょろ丸」


重力コアラーによる海底表層堆積物の採取


データ整理と実習レポート執筆



堆積物試料の採取


水分析実習



ガス分析実習