カーボンニュートラル実現に向けた北海道ガス株式会社との共同研究について

 本学社会環境系の木田真人准教授は、北海道ガス株式会社と「自然冷熱とクラスレートハイドレートを活用したバイオガスのCO2分離に向けた基礎研究」についての共同研究契約を本年10月に締結し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた新技術の研究に取り組んでおります。

 本研究は、オホーツク地域の地産エネルギーである家畜ふん尿由来のバイオガスの有効利用を目的としたもので、バイオガス中に約40%含まれるCO2の分離媒体として、オホーツクの冷涼な気候下で安定的に取り扱えるクラスレートハイドレートを活用することで、省エネルギーで低コストなバイオメタン精製技術の確立を目指しています。

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